活動状況(概略)
「障害者福祉を後退させた介護保険を究明する会」(「障害者福祉と介護保険制度・研究会」および「JDA・全国ネットワーク」の前身)の第1回「公開研究会」を開催。
◆参加者
障害当事者7団体のメンバーを中心とした約100名(うち約15名が車いす)を初めとして、多くの障害者福祉関係者が参加。衆議院議員13名、参議院議員6名および同議員秘書など国会関係者が約30名。担当行政の厚生労働省課長補佐および係長など4名。このテーマに関心の高いマスコミ関係者約10名を含め、全体で約150名が参加した。
◆障害当事者7団体代表議長団
◆障害者団体の主な「論点と主張」
1)「病気の特性が配慮されていない介護保険制度である」(長谷川三枝子社団法人日本リウマチ友の会理事長)
2)「介護保険では障害者の自立が不可能」(新田輝一全国脊髄損傷者連合会副会長)
3)「介護保険優先策で、難病患者は窮地に」(熊本雄治日本ALS協会常務理事)
4)「介護保険上の福祉用具と住宅改修では、自立と機能回復は図れない」(伊東弘泰特定非営利活動法人 日本アビリティーズ協会会長)
5)「実態無視の介護保険は、障害者の社会参加を妨げ、”死”に追いやるものだ」(大濱眞特定非営利活動法人 日本せきずい基金理事長)
6)「介護保険優先では、重度の障害者の生活の自立は困難である」(小森猛京都頸髄損傷者連絡会会長、太田修平障害者の生活保障を要求する連絡協議会〈障害連〉代表)などの、厳しい意見が続出した。
◆国会講員、厚生労働省の主な発言
1)「不条理な立場におかれている皆さんと共に歩んでいきたい」(鳩山由紀夫民主党代表く衆議院議員)
2)「介護保険の問題点がよく分かった」(黒岩秩子参議院議員、同議員は5月24日の参議院厚生労働委員会で、この問題に対する厚生労働省の適切な対応を強く求めた)
3)堀利和参議院議員、錦織淳弁護士、樋口恵子全国自立生活センター協議会代表からも、「共に望ましい福祉社会の実現に取り組んでいこう」という力強い発言があった。
4)厚生労働省の宮原真太郎障害福祉課長代理からも、「障害者の意向を踏まえながら適切に対応していきたい」との発言があった。
最後に、「穴だらけの介護保険を障害者福祉の視点で見直そう!」(堺園子早稲田大学人間科学部非常勤講師・社会福祉士)というまとめで終了したが、この「公開研究会」の動向は、マスコミ各紙で報道された。
◆「皆さんと共に歩んでいきたい」と
語る鳩山由紀夫民主党代表