2017年記録

2017年活動状況

2017年11月21日,11月23日
アメリカ・アビリティーズ会長来日 講演会開催
「ADAで差別解消が進むアメリカ」~障害者差別解消法でめざす共生社会~

講演会概要

アメリカ・アビリティーズ会長来日 講演会開催「ADAで差別解消が進むアメリカ」~障害者差別解消法でめざす共生社会
(中央:ジョン・ケンプ氏、左:高木美智代厚生労働副大臣、右:伊東弘泰 会長)

アビリティーズ運動の創始者、ヘンリー・ビスカルディ氏が興した、アメリカ・アビリティーズ社の現会長、ジョン・ケンプ氏が、2017年11月に来日、東京、大阪にて講演会を行った。
 アメリカでは1992年にADA(障害のあるアメリカ人のための法律)が施行され、すでに25年。この間に、ADAによって何がどのように改善されてきたのか、教育、雇用、選挙、バリアフリー、社会参加、そのほか社会全般の変化について語っていただいた。
 また、後半は、シンポジウムを行い、たとえ障害があっても、高齢になって不自由になっても、尊厳をもって分け隔てなく暮らせる共生社会をどう創るのか、そのためにどう行動すべきか、ケンプ氏も含め、意見交換を行った。
 両会場とも、医療・福祉分野の専門職、行政職員、障害当事者ほか、多くの方にご来場いただき、盛況のうちに終了した。東京会場では、高木美智代厚生労働副大臣(当時)が来場され、ご挨拶くださった。
 ここでは、東京会場の、来賓・主催者挨拶と、後半のシンポジウムの内容を紹介する。

開催日程

(東京会場)平成29年11月21日(火)12:30~15:30
      会場:衆議院第二議員会館
(大阪会場)平成29年11月23日(祝木)13:30~16:30
      会場:ドーンセンター(大阪府男女共同参画・青少年センター)
      シンポジスト:
        ジョン・ケンプ氏(アメリカ・アビリティーズViscardi Center会長)
        宮田広善氏(姫路聖マリア病院重度障害総合支援センター長、
              小児科医、障害児・者相談支援事業全国連絡協議会会長)
      コーディネーター:伊東弘泰氏(元内閣府障害者政策委員会差別禁止部会副部会長)

主催

特定非営利活動法人日本アビリティーズ協会
一般社団法人障害者の差別の禁止・解消を推進する全国ネットワーク

後援

厚生労働省、認定NPO法人DPI日本会議
一般社団法人日本リハビリテーション病院・施設協会、公益社団法人日本理学療法士協会、一般社団法人日本作業療法士協会、特定非営利活動法人日本障害者協議会、日本リハビリテーション連携科学学会、一般社団法人日本脳損傷者ケアリング・コミュニティ学会、公益社団法人全国脊髄損傷者連合会、公益社団法人日本リウマチ友の会、一般社団法人日本ALS協会、特定非営利活動法人日産労連NPOセンター「ゆうらいふ21」、全国ポリオ会連絡会、アビリティーズ・ケアネット株式会社、特定非営利活動法人福祉フォーラム・ジャパン、一般社団法人全国在宅療養支援診療所連絡会、公益財団法人国際障害者年記念 ナイスハート基金、一般財団法人尾崎行雄記念財団

挨拶

高木美智代厚生労働副大臣 挨拶
高木美智代厚生労働副大臣
主催者(会長 伊東弘泰) 挨拶
会長 伊東弘泰

全文はこちらを参照ください。来賓・主催者挨拶PDF

シンポジウム「障害者差別解消法の狙いと、あるべき共生社会」(東京会場)


シンポジウム「障害者差別解消法の狙いと、あるべき共生社会」(東京会場)

シンポジスト

ジョン・ケンプ氏(アメリカ・アビリティーズViscardi Center会長)
佐藤 聡 氏 (DPI日本会議事務局長)
米津知子氏 (DPI女性障害者ネットワーク)
松尾敬徳氏 (一般社団法人障害者の差別の禁止・解消を推進する全国ネットワーク理事)

コーディネーター

伊東弘泰氏 (元内閣府障害者政策委員会差別禁止部会副部会長)

全文はこちらを参照ください。シンポジウム「障害者差別解消法の狙いと、あるべき共生社会」PDF